一本杉通り女将体験

能登の花ヨメ鳥居 正子さんと


一本杉通り女将体験

600年以上続く商店街、一本杉通りのお醤油屋さん鳥居醤油店で1泊2日の女将体験。
朝の掃き掃除から店番、醤油蔵での仕込み作業や醤油搾りなど、正子さんと一緒に女将の仕事をまるごと体験します。
このとき仕込んだお醤油は熟成させて2年後にお届けいたします。

  • 昔ながらの道具をつかって手作業で行う醤油搾りは、なかなかの体力仕事。薪を運んで、釜に火入れをしたり、醤油を搾ったり、杉木桶をかき混ぜる作業も決して楽な仕事ではありません。

  • 大正15年創業の鳥居醤油店。醤油の仕込みが行われる蔵と隣接しており、店内には心地よいもろみの香りとノスタルジックな雰囲気が広がります。

  • 仕込んだ醤油は杉木桶でじっくりと発酵させて、2年後にお届け。2年の歳月を経て手元に届く自分のお醤油は、まるでタイムカプセルが届いたかのような感覚。

案内人

能登の花ヨメの 能登暮らしQ&A

  • Q.1 能登の花ヨメの醍醐味は?

    おいしいごはん。そして、困ったときは、必ず誰かが助けてくれる、人間関係

  • Q.2 暮らしの中で好きな時間は?

    京都にいる孫とのスカイプ時間。
    朝ドラの時間

  • Q.3 わたしのとっておき能登の場所

    石動山から氷見に向かう途中の立山連峰が見える道

  • Q.4 わたしの大好きな能登ごはん

    春先のはちめの味噌汁、夏は茄子のきんぴら。冬は旬のお鍋(沢野ごぼうと中島牡蠣)

  • Q.5 これから楽しみにしていること

    醤油や味噌をつかったお惣菜屋さんをいつかはじめたいなぁ、と思っています。

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プログラム案内人 能登の花ヨメ鳥居 正子さん とりい まさこ

 正子さんは、七尾の一本杉通りのお醤油屋さんの三代目女将。結婚して9年間金沢で過ごした後、ご主人の実家である鳥居醤油店にやってきた。鳥居醤油店は大正の時代からつづく昔ながらの製法を守る醤油屋。仕込みはすべて女将の手作業、原材料は能登産にこだわり、今なお熟成に2年もかけた醤油造りを行っている。
 人と出会うことが大好きな正子さん。正子さんが能登に来た当時の鳥居醤油店は
卸売の配達を主としていたが、今ではお店にお醤油を買いに来る人で賑わっている。
店先に置かれる、ちょっとおしゃべりするための可愛らしい木の机と椅子。いつ見ても飽きさせることがない、様々な醤油入れや古い道具が並ぶ棚。それらは時を重ねながら少しずつ店先に手を加えて生まれたもので、誰もが立ち寄りやすい雰囲気に包まれている。正子さんがお店にいると、内からも外からも明るい会話が行き交い、そこにいるだけで、まちの様子が見えてくるようにも感じる。
 正子さんが思うこの場所で暮らす魅力は、何よりご近所の人との人間関係。通りを駆ける小学生がいれば、「おかえり!」「ただいま!」と声をかけ合う。いつもよりちょっと元気のない姿の人を見れば「どうしたん?」と声をかける。そんな誰かが誰かを思うやさしさが、このまちには溢れ、それがここで暮らすよろこびのようだ。
 この女将体験では、一本杉通りのお店に立って、お掃除しながらお客さんとお話したり、醤油蔵に入って醤油を仕込み、樽をかきまぜたり…と、正子さんの一日そのものを体験する。正子さんと一緒に一日を過ごしていると、自ずとこの町のやさしさに触れることになるだろう。そしてきっと、この女将体験を終える頃には、心温まる幸せな充足感に満たされるはずだ。

一本杉通り女将体験プログラム概要
実施日 11月中旬~3月まで (土日・年末年始を除く)
実施場所(集合場所) 鳥居醤油店(七尾市・一本杉通り)
開催時間 13:00~翌14:00( 所要時間:25時間)
料  金 5,000円 (別途体験保険料500円)
料金に含まれるもの 醤油蔵女将体験(見学・案内)・できたお醤油の送料
※ごはん・お泊りは女将宅にてご用意します。
参加者持ちもの 汚れてかまわない服装・着替え・洗面用具
アクセス
バス
駐車場
問合せ・申込み
申込み先(担当) 鳥居正子
申込み方法 要予約
電話 0767-52-0368
メールアドレス
キャンセルについて 3日前までに要連絡
参加受け入れ数(最小/最大) 1~2名 (1組)

※ お支払いは現地にて現金でお願い致します。